「自分を変えたい」
そう願うとき、私たちはつい、外側に新しいなにかを付け加えようとしたり、無理な努力で自分を矯正しようとしたりしてしまいます。しかし、本当の「変容」とは、もっと静かで、もっと根源的なプロセスです。それは、自然の秩序に、自分自身を再び合わせていくこと。ただそれだけで、変容は自ずと起こり始めます。
「ジレンマ」という不自然な鎧
日々の生活のなかでジレンマを抱えると、私たちの意識は自分自身の内側から離れ、周囲のだれかや出来事へと向いてしまいます。
例えば、電車に乗っていて、駅で降りようとしたとき、降りる人より先に強引に乗ってくる人がいたとします。「うわっ」と思ったり、「降りる人を先に降ろしたほうが効率的なのに」と思ったり、「どうしてそんなこともわからないんだ」と、しばらくイライラした経験はありませんか?
これがジレンマです。「自分は正しくて、相手が間違っている」という分離を引き起こして自身のなかに抵抗を作っています。だれかのなにげない行動に感情を向けています。
そして、「あの人がこう言ったから」「社会がこうだから」というのも同じで、他人の価値観を無条件に受け入れて自動思考になっています。それは一見楽なように見えますが、自身と外の環境を分離させています。
どちらも自分の思考や感情を外側に向け、自分を正当化するために必死に感情を使い果たす。この状態は、本来の自分という「自然」から分離した、とても不自然な生き方といえるかもしれません 。
この分離が習慣化すると、身体には特定の「形」として緊張や滞りが現れます 。それは、不自然な生き方に適応しようと、身体が懸命に守り抜いてきた証でもあります 。
すでに、あなたのなかに「それ」はある
Unfolding Bodyworkが大切にしているのは、この「形」を無理に変えることではありません 。
毛虫のなかにすでに蝶の本質が眠っているように。 小さな種子のなかに、未来の巨木の本質がすべて刻まれているように 。
あなたという生命のなかにも、あなた本来の輝き、本質はすでに存在しています。それは外から与えられるものではなく、内側から「展開(Unfold)」していくのを待っているものです 。
セッションがもたらす「再接続」
セッションでは、身体に優しく触れることで、不自然に固まった「形」を解き、あなたが本来の自然な状態へと戻るお手伝いをします 。
身体が自ら緩み、自然の秩序と再び響き合い始めたとき、あなたの本質は「自然なタイミング」で表に現れてきます 。
それは、無理な「がんばり」の結果ではなく、生命が本来持っている「知恵」が目覚めるプロセスです 。
自然の秩序を信頼する
樹木が季節を待って芽吹くように、変容にもその人それぞれのタイミングがあります。
自分を正当化するためのエネルギーを、自分自身を慈しむエネルギーへと向け直してみませんか。 あなたが自然の秩序に身をゆだねたとき、あなた自身の物語が、最も美しい形で語り始めるでしょう。