最近、私たちはあまりにも「外側」に正解を求めすぎてはいないでしょうか。
SNSを開けば溢れる情報、だれかが決めた「正しさ」、そして身体に不調を感じれば「だれかに治してもらいたい」と願う依存。 もちろん、痛みを解消したい、今の状態を変えてほしいと願うのは自然なことです。しかし、「変えてほしい」「治してほしい」という人任せな姿勢のままでは、本当の意味での変容は訪れません。
なぜなら、あなたの人生の、そして身体の答えは、常にあなたのなかにしかないからです。
「治そう」とするから「戻ろう」とする自然の摂理
多くの整体やマッサージでは、痛みや緊張を「悪いもの」と捉え、外側からコントロールして取り除こうと介入します。しかし、ここに大きな落とし穴があります。
物理の世界に「作用・反作用」の法則があるように、外側から強引に「治そう」と力を加えれば、身体が「戻ろう」と反発するのは、避けられない自然の摂理なのです。
お釈迦様は「押されたら、押されたまま(抵抗しない)」という境地を説かれましたが、私たちの身体や心は、なかなかそうはいきません。 痛みや緊張には必ず「そうせざるを得ない理由(真相)」があります。その理由を無視して、表面的な現象(身体の形)だけを変えようと介入することは、身体にとっては一種の「攻撃」に他なりません。
だからこそ、身体は自分を守るために、押し返そう、戻そうと抵抗します。 マッサージに通えば通うほど、筋肉がガチガチに固まっていく。そんな経験をされている方が多いのは、外部からの「操作」に対して、身体が必死に防御反応を示し、より頑丈な壁を作ってしまった結果なのです。
表層の波ではなく、深海の動きに寄り添う
Unfolding Bodyworkが大切にしているのは、この「理由」を否定しない「非介入」というあり方です。
世の中の多くの評価基準のように、なにかを「しよう」として結果を出すのではなく、「やろうとせずに、やる」。 それは、海面に立つ激しい波(表層的な症状)を力ずくで抑え込むのではなく、その奥底、静かに、しかし確実に流れている「深海の水の動き」にそっと寄り添うようなイメージです。
私たちは、あなたの身体が本来持っている知恵を、心の底から信頼しています。 「興味を持って、ただ一緒にいる」ようなあり方で、必要だったらほんの少しサポートを添える程度でいい。身体が「もう無理に反発しなくていい、守らなくても大丈夫だ」と内側から安心したとき、緊張は自然と解けていきます。
答えは一つではない。選べる自由を手に入れる
自身の外に「正しい一つの答え」を求める旅は、絶対に成就しません。 最近、外側に答えを求めすぎて、自分自身の声を聴き漏らしている人が増えていることを、私はとても心配しています。
答えは自分のなかにあり、しかもそれは一つではありません。 自分自身の内側と繋がり、身体の声を聴けるようになれば、あなたは自分にとって心地よい状態を「自由に選べる」ようになります。
かつて、私が亡くなる直前の父の身体に触れていたとき、ただ触れているだけで身体が緩み、不安が和らいでいくのを目の当たりにしました。そこにあったのは「治そう」という操作ではなく、ただ生命に寄り添うという純粋な体験でした。
Unfolding Bodyworkは、あなたが本来持っている輝きを取り戻すための旅です。 だれかに委ねるのではなく、あなた自身が主役となり、自分の身体という唯一無二の物語を再び紡ぎ始めてみませんか。