電磁波環境の専門家としての探求
私は電磁波を身体で感じるだけでなく、住まいの電磁波環境の測定と改善の専門家でもあります。初めて電磁波の影響を身体で感じたときはエスカレーターの前で倒れてしまったのですが、「電磁波も身体に影響するのだ」という発見に研究心に火がついた瞬間でした。
それはもう15年くらい前の話で、それからは自身の身体を実験体にして、「電磁波の種類によって感じ方に違いがある」「電磁波発生源から離れると楽になる傾向がある」「電磁波を受けて疲れてしまっても、これをすればすぐに楽になれる」などを探求してきました。
そのなかで、家電を一切使わない生活をしてみたり、標高2500mのところで生活してみたりすることで、「電磁波に過敏な人とそうではない人との違い」や「電磁波に過敏であるなら、鈍感にもなれる」ことがわかってきました。
私の結論としては、電磁波を感じていないからといって、電磁波を受けていないわけではなく、そのままの状態でいると、長い時間が経ったあとに何かしらの症状が出てくる可能性があり、電磁波にある程度過敏であるほうが、リスク管理の観点から有用だと考えています。
過敏であることは「繊細なセンサーの働き」である理由
なぜなら、身体にはそもそも繊細なセンサーが備わっていて、身体に影響を与えるストレスを感じ取れる能力があります。電磁波に過敏であることは、むしろ身体に備わる繊細なセンサーが働いている状態だと捉えることができます。電磁波に過敏なほうが、発生源から離れて身を守ることができますが、電磁波を感じない人は電磁波を受け続けるわけです。
私たちは電磁波に過敏でいるか鈍感でいるかを選ぶことができます。それはホメオスタシス(恒常性機能)で説明できます。ホメオスタシスは環境に適応する能力で、電磁波や化学物質、精神的ストレスなどのストレス環境下でも生命活動に影響が出ないようにバランスをとる身体の力です。これは一時的なストレス環境下なら問題はないのですが、常時ストレスのある環境下にいても、それに気づけなくなる能力でもあります。長期間ストレスに気づけなくなることが、慢性的な症状をうむ要因にもなっています。だから、なにか症状を繰り返している場合は、そのストレスに気づくことが大事なのですが、ストレスの原因が一つとは限らないので、なかなか気づけないものです。一番手っ取り早い方法は生活環境をすべて変えることですが、難しさを感じる人も多いでしょう。
Unfolding Bodyworkは、そのストレスに安全に気づいていけるようにサポートします。安全にというのは、ストレス環境下でそのストレスに気づくと生活ができなくなる可能性があります。ストレスに気づいても大丈夫な準備ができてから気づいていくほうが安全だと思うのです。
過敏さを「悩み」から「対処能力」へ変える
解決方法が見つからないことで悩みになりますが、解決方法が見つかれば、対処可能な課題へと変わります。電磁波に過敏であることもそうです。電磁波環境を変えることはできませんが、知識があれば受ける電磁波量を減らすことができますし、ホメオスタシスの概念で捉え直すことで、いま自身のストレス量がどのような状態であるのかを自身で把握できるようになれば、それに対する対処ができるので、過敏であることが、対処を迫るサインとして活かせるようになります。
ホメオスタシスの概念で捉え直すには、身体で感じる能力を活かせるようになることです。よく「私、感じないタイプなんですよ」という人がいますが、感じていない人なんていません。身体は感じているのに、思考がその感覚を十分に認識・許容できていない状況にある、と当方は考えています。Unfolding Bodyworkでは、身体にアプローチすることで、その能力の活性化をサポートしています。今回はホメオスタシスについて、詳しく述べませんでしたが、電磁波への過剰な心配を手放し、前向きに対処できるようサポートさせていただきます。