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「大丈夫」って、ホント? なぜあなたの思考は「嘘」をつくのか

「疲れてない、まだ頑張れる」
「この状況は、きっとこれで正しいんだ」
「あの人の言葉は、きっと悪気はない」

私たちは日々、頭のなかでたくさんのことを考え、判断し、自分自身や状況を納得させようとします。まるで、思考が私たちの羅針盤であるかのように。

しかし、もしその「思考」が、実はすぐに「嘘」をつくとしたら? そして、その思考の「嘘」に気づかず従い続けることが、あなたの心や身体の不調に繋がっているとしたら、どうでしょう?

思考の「嘘」を見破るサイン

私たちは、時に自分を守るため、あるいは社会に適応するために、無意識のうちに思考に「嘘」をつかせることがあります。それは、必ずしも悪意があるわけではありません。ただ、「感じたくない現実」や「都合の悪い真実」を覆い隠すための防衛反応として、思考が働き出すのです。

例えば、こんな経験はありませんか?

  • 「大丈夫、疲れてない」と頭では思っていても、身体は鉛のように重い。
  • 「これは正しい選択だ」と自分に言い聞かせても、なぜか胸の奥がざわつく。
  • 「あの人は悪くない」と無理に納得しても、心のモヤモヤが消えない。

これらはすべて、思考が「嘘」をついているサインです。頭では「大丈夫」とシャッターを下ろしていても、あなたの身体や感情は、正直なサインを送り続けているのです。

 

なぜ思考は「嘘」をつくのか? ホメオスタシスと生存本能

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか? その背景には、私たちの素晴らしい「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」が関係しています。

ホメオスタシスは、私たちを生き延びさせるための生存本能。ストレスや不快な状況に直面したとき、身体はそれに「適応」しようとします。最初は不快に感じていたことも、「感じないふり」をすることで、その環境で生き延びようとするのです。

この「感じないふり」をさせるのが、他ならぬ「思考」の役割です。「これはたいしたことない」「我慢すればいい」「そう思うのが正解だ」といった思考が生まれることで、私たちは不快な感覚や真実から目を背け、その場を乗り切ろうとします。

しかし、その思考の「嘘」は、決して問題の根本を解決してはいません。ただ、身体の奥深くに、そのストレスや抑圧された感情を「ため込んでいる」だけなのです。長年の「思考の嘘」の蓄積が、やがて慢性的な心身の不調として、私たちの身体に現れてくることになります。

 

身体は「嘘」をつかない真実の場所

では、どうすればこの「思考の嘘」に気づき、真実を見つめられるようになるのでしょうか?

その鍵は、あなたの「身体」が握っています。

身体は、決して「嘘」をつきません。 思考がどんなに「大丈夫」と語りかけても、

  • 身体は、凝り固まった肩で「もう疲れている」と訴えます。
  • 身体は、浅い呼吸で「不安を感じている」と伝えます。
  • 身体は、消化不良で「消化しきれないものがある」と示します。

あなたの身体は、常に「今、ここ」にある真実を語っています。思考のフィルタリングを通さず、ダイレクトに感じ取れる真実の場所、それがあなたの身体なのです。

 

Unfolding Bodywork:身体の声で「思考の嘘」を解き放つ

Unfolding Bodyworkのセッションでは、頭で考えることを手放し、身体の奥深くにある感覚に意識を向けていきます。微細なタッチで身体の緊張を緩め、滞っていたエネルギーを解放するなかで、あなたが長年「思考の嘘」で覆い隠してきた、本当の感情や身体の声が、自然と浮上してくることがあります。

  • 「本当は、あのときこう感じていたんだ……」
  • 「自分が『正しい』と思っていたけれど、身体はこんなに疲れていたんだ……」
  • 「無理に納得しようとしていたんだな……」

こうした「気づき」は、頭でどんなに考えてもたどり着けなかった、身体からの真実のメッセージです。この真実に触れることで、これまでの思考の「嘘」が剥がれ落ち、心が解放されていくのを感じるでしょう。

 

あなたの身体は、いつでもあなたに真実を語りかけています。 その声に耳を傾け、思考の「嘘」から自由になり、本当の「じぶんらしさ」を取り戻しませんか?

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