見えない電磁波を感じる身体(センサー)〜現代社会に潜むストレスとその対処〜

私は電磁波測定士として、そして電磁波の知識を持つ専門家として活動していますが、実は私自身、電磁波を身体で過敏に感じることができます。

この「電磁波過敏」という特性は、一見するとデメリットのように思われるかもしれません。しかし、私たちの身体が持つ高性能なセンサーとしての能力を考えると、電磁波を身体で感じられるということは、発生源から距離をとって自分自身を守れるという、非常に重要な意味を持っているのです。

電磁波過敏のサインと身体の適応力
電磁波に過敏な方が訴える症状はさまざまです。身体がピリピリしたり、頭が締め付けられる感じがしたりと、影響を受けている電磁波の種類によって症状は変わってきます。しかし、共通しているのは、発生源から離れることで症状が落ち着いてくるということです。

一方で、「自分は電磁波を感じないから大丈夫」と思っている方もいるかもしれません。しかし、電磁波を感じていないからといって、電磁波を受けていないわけではありません。

では、なぜ電磁波に過敏な人とそうでない人がいるのでしょうか? これは、私たちの身体が持つホメオスタシス(恒常性維持機能)の観点から説明できます。身体は環境に適応する能力が非常に高く、電磁波が満ちた環境に適応することで、やがてそれを「感じない」ようになるのです。

例えば、田舎に住んでいた方が都会に来ると、電磁波の曝露量が増えることで一時的に電磁波を感じるようになることがあります。しかし、一週間ほどすると、身体が適応してその感覚がなくなってしまう、ということがよくあります。

電磁波を感じていなくても、電磁波ストレスは身体に蓄積し続けています。人によっては、何十年も経過したのちに、ある日突然症状が現れることもあります。そうなってから原因を探っても、「なにが原因なのか分からない」という状況に陥ってしまうことも少なくありません。慢性的な身体の不調の多くは、この身体の環境適応能力の高さがもたらす側面とも言えるでしょう。

身体のセンサーを活性化し、本能を活かす
現代の私たちの生活は、スマートフォンやWi-Fi、家電製品など、電磁波の恩恵なしには成り立ちません。電磁波をなくせばいいという単純な問題ではないからこそ、私たちは自身の身を守るための、より賢い方法を見つける必要があります。

電磁波の知識を持つことはもちろん重要ですが、それ以上に大切なのは、知識だけでなく、身体が持つ本能的なセンサーを活かして、自身を守り、活かすことだと私は考えています。

Unfolding Bodyworkでは、この身体の感覚に意識を向けることを大切にしています。セッションを通じて、身体の奥深くにあるセンサーを活性化し、これまで気づかなかった微細な感覚やエネルギーの変化を感じ取れるようになることがあります。

これにより、あなたは電磁波のような見えないストレス源に対しても、いち早く身体が発するサインを捉え、適切な対処ができるようになるかもしれません。それは、現代社会に生きる私たちにとって、知性だけでなく、身体が持つ「生きた情報」を最大限に活用するという、新たな自己保護の形につながるのです。

あなたの身体は、どれくらい「微細な感覚」を捉えられていますか? 身体のセンサーを磨き、本能を活かす Unfolding Bodywork で、あなたの身体が持つ秘められた力を引き出してみませんか。